長年パートナーとくらしていると、いつのまにか彼らの持ち物が増えてきました。それらをご紹介します。なお、個々のアイメイトの暮らしはそれぞれ違い、持ち物も違う事をご承知おきください。 パートナーの手入れにはブラシやタオルがかかせません。我が家では、ブラシとともに、つげの串が大活躍です。タオルは洗い替えができるようになんまいかあると便利です。歯磨きには軍手が便利です。食後に掌で顎を拭いてから指で歯磨きしながら口の内側も一緒に拭けます。ついでに耳も軽く拭いたりします。指が何本もあるのでフル活用して拭きます。量販店でまとめ買いして、1度洗濯してから惜しげなく使っています。 我が家では、洗い替えができるようにバスタオルや綿モーフがなんまいかあり、それを所定の位置にハウスとして敷いています。彼らはそこで過ごします。 長年使っている食器は、雑貨屋さんに売っていた、金属のボウルです。これは丈夫です。 外出の際に綿製のダスターコートかレインコートを着せて出かけます。これはおしゃれからでなく、犬の毛が飛ばないためと、どんな場所でも伏せたりしなければならないので、その場の汚れを体に付けないためと言う2重の意味があります。真夏の近所のおつかいや散歩の時以外は着ています。手入れを怠ると毛が浮くので、コートを着せるとかえってそれが分かってしまいます。人間と同じで、内側からにじみ出る美しさが重要なようですね。1日着せたら洗濯しているので、洗い替え用になんまいも持っています。パートナーだけが浮かないように、「カワイイ!」と言って伸びて来る手を誘わないように、色や柄等にも気配りしています。 もともとティッシュやウェットティッシュ、財布や携帯電話等、いろいろ詰め込むので、風船のようにふくらんだバックの中にもパートナーの持ち物があります。それらをご紹介します。 出先で水が飲めるように、ペットショップで買った、水飲み兼食器は、見た目も良いし、折りたためて携帯に便利です。足や濡れた体がふけるように、吸水・撥水性の良いタオルを出しやすい所にしまっています。トイレや、急に吐いたりした時には、ビニールの袋が大活躍で、必ずなんまいか持ち歩いています。買い物でもらった紙の小袋も折りたたんで持ち、トイレに捨てる時に中身を流したビニールをくるんで捨てる時等に役立ちます。なんだか幼児連れの人みたいと言われそうですね。 旅行のリュックの中にもパートナーの持ち物が入ります。私は団体旅行の時も、一人旅の時も、荷物の内容はほぼ同じです。先にあげた物以外をご紹介します。 携帯用に、綿製のベビーおねしょパットがあり、それをハウスにしています。ベットチェーンは繋ぐ所の材質に配慮が必要です。そして、忘れてならない、家で食べているのと同じ、ドライフードです。次回も泊まれるようにとの願いも込めて、一緒に泊まった部屋の掃除で大活躍の、ガムテープを巻いた物に手がついた物を持参し、帰る時に、部屋の彼らのいたあたりを中心に掃除します。粘着部分を床に着けて、コロコロすると落ちた毛が取れます。床等の材質に気配りが必要な場合もありますので、状況に合わせて適切な方法で掃除します。 ご存じの方が多いでしょうが、彼らがいたハウスをたたむ時に、床に着いていた方を外側に、彼らが乗っていた方を内側にして静かにたたむと、毛が散りません。宿泊の数日前に念入りにシャンプーして、その後もできる限りブラシをかけて、毛が抜けないようにして出かけますが、出先ではブラシをかけません。それは、ブラシを迷惑なくかけられる場所がみつけにくい事と、飛び散った毛を自力でかたづけられないからです。ブラシで予想以上に毛が飛びますし、うっかり排水溝に詰まらせては、はかりしれない迷惑となるからです。数日の旅行はこれで大丈夫のようです。長期の旅行の経験がないので、そんなおりには、関係者と相談しようと思います。 これは持ち物と言うべきか疑問ですが、パートナーとの生活にも環境に配慮する必要があります。トイレについても例外ではありません。それぞれの状況でいろいろな方法があります。トイレの際にペット用のおしっこシート(ペットシーツ)の最大の物を敷き、その上でさせると、おしっこを吸い取ってくれるので安心です。また、トイレの際に体にベルトを装着し、その金具に袋を付け、排泄物を取り、処理する方法もあります。いずれもうんちはトイレに流して捨て、袋に取ったおしっこは凝固剤で固めて、おしっこシートと同様可燃ゴミとして捨てます。トイレに直接おしっこを捨てる時に猫用の紙砂を入れて流すと紙砂がおしっこを吸い、流しやすく臭いが軽減されます。装着用のベルトと凝固剤とビニール袋は盲導犬支援センター内の「ワンちゃん生活サポートSHOP」で取り扱っています。ビニール袋はDIYセンターのような所で売っている物が使えます。おしっこシートは量販店やネットで買うとお得です。 いずれの方法も事前に練習が必要になります。おしっこシートを2枚敷いてみるとか、ベルトの装着位置や袋の大きさ等を工夫してみる等試行錯誤していくのが一番早道です。1週間から半月かけてノウハウを蓄積するつもりでやると良いようです。そして排泄させる場所の選び方にも配慮が必要になります。パートナーの体にベルトを装着して金具に袋を付けたまま仕事をさせている人がいたり、公の場所で排泄させたりと言う例を聞くと悲しくなります。パートナーと社会参加していくのですからお互いが快適に過ごせるように周りにも気配りできるようにしたいです。 ざっとあげただけでもこれくらいの持ち物があります。え?!「おもちゃは?」ですか?もう卒業したそうです。 2009年2月22日更新
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